日本で食べる中華料理の麻辣湯、美味しいですよね。
(真っ先にバーミヤンが思い浮かんでしまう)
もちろん韓国にもあるんです、麻辣湯。
でも、韓国のマーラータンは我々の知っている麻辣湯とはまったくの別物です!
別の料理だと思ったほうがいいくらいに!
では韓国のマーラータンとはどんなものなのか?
韓国式中華料理大好きな私が、ソウルで実際に食べたマーラータンを紹介していきますね~♡
じゃーん!これが私が最も愛するマーラータンです!
(お店によってけっこう味が違う)
意外な見た目をしてますよね??
そもそも韓国で数年前から流行し出したマーラータン。
主に若者と女性の支持を得て、爆発的に流行拡大し、今もソウル市内はマーラータンのお店で溢れかえっています。
しかしマーラータンといえば激辛の代名詞。
辛いものが苦手な日本人には食べられないんじゃないか…?
そんな心の声が聞こえてきそうですが、心配ご無用!
むしろ辛さゼロに設定できるマーラータンは、辛いもの苦手な人の韓国生活の味方とさえ言えます。
ちなみに、これが通常のマーラータンの色です!
この場合、辛さレベルはだいたい辛ラーメン程度。
マーラータンは注文時に、辛さのレベルが選べます。
お店により少しずつ基準が違うんですが、一般的には、
辛さ0→全く辛くない。まさに辛さゼロ
辛さ1→ピリ辛。日本人のピリ辛好きにはこの辺りが最適
辛さ2→辛ラーメン程度。お店によってはもっと辛いので注意
辛さ3→辛いの得意な中国人が汗かいて食べてましたね
辛さ4→四川出身の中国人が辛いと言ってましたね
お店により4段階か5段階くらいに分けられてますが、だいたいこんな感じだと思っておくといいと思います。
たまに辛さ0でも少~しだけ辛いお店があるので、
完全に100%辛いのを避けたい人は注意です!
マーラータンは具材をぜんぶ自分で選びます。
お店のなかにこのようなコーナーがあり、好きな具材をボールに入れて、重さでお会計が決まります。
日本ではあまり見かけない中国食材もあるので、最初はほんの少しずつ、ぜんぶ入れてみるといいと思います!
麺はラーメンサリ(韓国のインスタントラーメン)があるので、入れてもいいし、入れなくてもいいと思います。
入れるとしたら別途200円~300円くらい。
入れなくても、山のように入れた野菜でけっこうお腹いっぱいになります。
そう、マーラータンは野菜をめちゃくちゃ摂取できる、健康食でもあるんですよ~!
串に刺さった海老とかは有料(別途100円とか)の場合が多いので要確認。
あと、レジで羊肉か牛肉を選んで300円くらいで追加できるお店が多いです。
私は牛肉を追加することが多いですね~!
(そうすると野菜とお肉をたくさん食べれる、栄養満点の1食になるので)
ここに入ってる麺はラーメンサリではなく、具材を選ぶコーナーにある中華麺です。
様々なタイプの中華麺が置いてあるのですが、少しずつ入れるのをおすすめします。
いわゆるラーメンっぽくしようと中華麺の細麺をたくさん入れると、
調理後、かさが増して、想像とまったく違う姿で出てくるので…(失敗済)
右下がラーメンサリと牛肉を追加したマーラータンですね!
お店によってはカボチャがあったり。
パクチーやキノコをたくさん入れると美味しいです。
レベルゼロを選択することが多いので、辛くないマーラータンの写真ばかりになってしまいました。
「まったく辛くないマーラータンって美味しいの?」って辛いもの好きの人からよく聞かれるんですが、
めちゃくちゃ美味しいです!辛さゼロのマーラータン!(力説)
ちなみに、マーラータンのお店では、一緒にフォグォと呼ばれる火鍋 [훠궈] を出しているお店も多いです。
(材料がほぼ同じだからかな?)
レジで注文時にどちらか聞かれることもあるので、聞かれたら「マーラータン!」と言えばOKです。
レジで伝えることは、
①マーラータン
②辛さレベル
③お肉追加(希望により)
だけでOKなので、韓国語ができなくても大丈夫!
韓国に来たら是非一度、マーラータン食べてみてくださいね~!!