韓国でバイトする方だったら時給で契約すると思います。今日は最低時給について話します。

日本と似っている部分もありますが、韓国にしかない制度もあるのでバイトする人なら参考してください。

他にも良い情報があったらコメントで共有してください!

 

2023年の韓国の最低時給

2023年の韓国の最低時給が「9620ウォン」です。2022年の「9120ウォン」から「5.0%] 増加した金額です。

一週間40時間働く人だったら, 9620 * 40 = 「384800ウォン」が一週間にもらえる金額になるのか?それではないです。韓国の法律に週休手当という制度があって、一週間に15時間以上働く人には1週に1日分の有給の休日を与えるのが義務になっています。それで40時間働いても48時間に計算して、9620 * 48 = 「461760ウォン」になります。これは職場の規模に構わず守るべき法律であります。

 

1年以上働いたら退職金がもらえる!

日本では退職金が会社の規定によりますが、韓国では退職金が法律で義務に決められています。一週間に15時間以上、1年以上働いた人は退職金がもらえます。バイトで働く人にも必ず与える義務があります。1年間働いたら30日分の平均賃金がもらえます。ここで平均賃金とは直前の3ヶ月間の賃金で決まります。1年働くとただで1ヶ月分の給料がもらうので韓国人の中では仕事が嫌いでも我慢して1年間働く人も多いらしいです。勤続期間が1年未満だったら退職金はもらえません。

 

5人以上の職場で働く女性だったら月に1回生理休暇が取れる!

5人以上の職場で働く女性だったら月に1回生理休暇が取れます。生理する人の為に法律で決められています。でも5人以上の職場に限られて適用されます。生理していることを証明する責任が勤労者にはありません。過去の判決によるとそれを勤労者が証明するのは反人権的だから、使用者に証明責任があることになっているそうです。生理で体の調子が悪かったら生理休暇を取ってください。

 

5人以上の職場で働く人が超過勤務した場合、時給の0.5倍がついでにもらえる!

これも5人以上の職場に限られることですね。これはちょっと難しいかもしれませんね。次の三つの手当がありますね。「延長勤務手当」、「休日勤務手当」、「夜間勤務手当」です。全部5人以上の職場に限られます。

 

延長勤務手当」というのは一週間に40時間を超えて働く人にその超えた分の時間に0.5倍の時給を加算して給料を決める事です。バイトの人で一週間に8時間しか働かない場合2時間の超過勤務をした場合はその2時間に0.5倍の時給が加算されるのかはその職場で働く他の正規勤労者(バイトより勤労時間が長い勤労者)がいる場合には0.5倍を追加してもらえますが、全ての勤労者が週8時間働く人だったら、0.5倍を追加してもらうのはできません。

 

休日勤務手当」というのは休日に働く場合ですね。この場合も0.5倍を追加してもらえます。週末に超過勤務する場合に適用されますが、契約での勤務日が週末である場合には適用されません。

 

夜間勤務手当」というのは夜間(22:00~06:00)の勤労には時給の0.5倍を追加して支給することになっています。

 

この三つの手当は重ねることができますので、例えば休日の夜間に超過勤務をしたら時給が2.5倍になる奇跡もおきます。それを狙って「チュソク」みたいな連休に働く人も結構いるらしいです。

 

 

結論

韓国の労働法は日本と違う部分があるのでこの記事が役に立ったら幸いです。他にも役に立てることがあったらコメントで共有してくださいね!皆さんのワーホリを応援します!どうもありがとうございます。

 

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Photo by Jerry Wang on Unsplash

 

P.S. 時給の計算が難しだったらネイバーで自給計算機を使うのもお勧めです!退職金計算もできます。韓国語なんですけどね…

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