はじめに
皆さん!こんばんは。韓国に住んでいる1人です。
この間、歴史で有名な韓国の都市である慶州に行ってきました。
ソウルに比べると都市とは言えないかもしれませんが、でも観光地として一回訪れることもおすすめです。
KTXを利用したら、ソウルから出発しても日帰り旅行ができるます。
釜山など南部の地域にいる人にはもっと楽に訪れることができるので、一回訪れるのを強力にお勧めします。
慶州とは?
慶州(キョンジュ、경주)は韓国の南部に位置した都市であります。行政的には慶州市です。
南は蔚山と、北には浦項に接します。蔚山から車で30分、汽車でも30分ぐらいかかります。
ソウルからはKTXで2時間ぐらいかかります。ソウルから日帰り旅行するのもできます。
紀元前1世紀から7世紀までの時期、朝鮮半島には高句麗、百済、新羅の三つの国がありました。韓国ではその時期を三国時代と呼びます。
世紀676年には新羅が三国を統一し、その後、世紀936年まで存在しました。
その新羅の首都が慶州でした。慶州は一千年間、新羅の首都であったんです。
今も慶州では多くの遺跡や遺物が発見されています。
歴史的にとても重要な地域です。
新羅の国教が仏教だったため、有名なお寺も多くあります。
現代にはその歴史的な遺跡などで観光客にとても魅力的な観光地になっています。
以下の人に特にお勧めします。
- 歴史や遺跡などに興味がある人
- 仏教に興味がある人
- 素敵な写真が撮りたい人(東宮と月池など、夜景が綺麗な遺跡があります)
- 韓国の南部地方にいる人
慶州で行くべき所
私が慶州旅行の計画を立てるとき利用した地図です。
赤い四角形が行くべき所、青い四角形は行かなくても良い所です。
下にある縮尺をご参考してください。四角形の中では歩いて移動するのができますが、他の四角形に移動するのはバスを利用する必要があります。
まずは青い四角形から説明します。
5番の四角形には海があります。妙な形の岩などがあるようです。そして海の中に新羅の王のお墓があります。でも遠くあるので、時間がない人は行かない方をお勧めします。
4番の四角形には鉄道駅の新慶州駅があります。私は鉄道で行ったので駅に行ったんですが、駅の周りには観光地があまりなくて、バスで行く人は行かなくても良いです。
行くべき所の赤い四角形を説明します。
1番は慶州市内です。市内の辺りに多くの観光地があって、拡大した地図で説明します。市内の観光地は歩いて移動してもいい距離です。
番号は行く順番ではないです。個人の日程によって順番を決めてください。
2番、4番が夜景が綺麗な所なので夕方に2番と4番に行くように日程を決めるのが良いでしょう。
1番の博物館は午後6時まで、入場は5時半までなのでそれも参考してください。
私の場合は駅に午後3時ぐらいに到着して、1の博物館で時間を過ごし3番の遺跡を見ると日暮れぐらいになって2番に行きました。
そして、1→3→2→4→5→6→7→8→10→9の順番で訪問しました。
でも、慶州に到着する時間に合わせて順番を調節してもいいと思います。もっと早く到着する人は他の所を先に見るのもいいと思います。
地図の1番は「慶州国立博物館」です。色んな遺物があって行ってみるのをお勧めします。遺跡で発掘された物はこの博物館に展示されるのが普通なので、訪問す甲斐があると思います。
2番は「東宮と月池」です。新羅の王子達が生活した所らしい。入場料は一人前に3000ウォンである。夜景がとても綺麗です。
3番は「石氷庫」という遺跡です。氷を保管した所らしい。
4番は夜景が綺麗な橋です。「月精橋」と言います。
5番は「慶州崔富者宅」です。韓屋の家です。周りに韓屋のカフェやお店などがあります。
6番は「瞻星台」(チョムソンデ)という天文台です。慶州で結構有名らしい。昔韓国のお札に瞻星台の絵があったらしい。
7番は「慶州パン」という慶州で有名なパンです。小豆が入っていて1個に1000ウォンぐらいします。慶州にこれを売ってる店が山ほどありますが、元祖と言う店は三つらしい。商標はそれぞれ「최영화빵」、「황남빵」、「이상복명과 경주빵」です。支店もあるので地図には4カ所表示しました。鉄道駅にも「이상복명과 경주빵」の支店があるので時間に余裕が無かったらこっちでも買えます。三つの元祖があるのは創業者から伝授された兄と弟、そして弟子の間で争いがあったようです。地図のどっちの場所に行っても良いと思います。
8番は慶州で有名な「チャルボリパン」の店です。これを売る店も山ほどありますが、元祖は地図の「단석가」という店です。どら焼きと似ている形ですが、味が全然違うので、ぜひ試してみてください。とても美味しいです。こっちも支店がいくつかあるので他の場所に行っても良いです。面白い点は多くの元祖ではない店が慶州パンとチャルボリパンの両方を売っていますが、元祖の店は一方しか売っていません。
9番は「王様のお墓」です。一つのお墓ではなく、多数のお墓があります。大きい坂の形で、その一つである「천마총」は中に入るのもできます。
10番は「황리단길」と呼ばれる独特の雰囲気の街です。若い芸術家たちが多いらしい。
11番は「市外バスターミナル」です。バスで来る人に役たつと思って地図に表記しました。別に行かなくても良いです。
2番の「東宮と月池」の写真です。
以上、慶州の市内でした。
そして普門湖です。
こちは昔観光団地として開発されて、多くのホテルがあります。泊まる計画だったらここで泊まるのも良いかもしれません。湖の北にはゴルフ場などもあります。
昔開発されたので、ちょっと古さを感じるかもしれません。私は普門湖のホテルで泊まって行ったんですが、時間に余裕が無かったら普門湖に行かなくても良いと思います。
1番は「普門湖」です。綺麗です。泊まる人は散歩で一回りするのも良いかもしれません。6.6kmの歩いて1時間半ぐらいの道です。
2番には韓屋のカフェがあります。カフェの名前は「Aden」であります。湖が見えるのでけっこうおしゃれなカフェだと思います。2階にも席があります。カフェの前には船着場があって、白鳥ボートが乗れます。40分に3万ウォンぐらいです。4人まで乗れます。電動のボートもあります。
3番は「ヒルトン・ホテル」があります。有名なホテルなので表記しました。泊まらない人もレストランやカフェなどを利用するのができるので行ってみるのもいいと思います。ちょっと値段はありますが。
4番は「慶州ワルド」と呼ばれる遊園地です。私はアトラクション乗るのが嫌なので行かなかった。
以上普門湖でした。
そして仏国寺です。有名なお寺です。仏国寺は慶州にくる人が来るべき所であります。
1番は「仏国寺」です。お寺の中には有名な塔が二つあります。韓国のお寺では昼ご飯を無料で配る所が多いですが、仏国寺も配っています。独特な体験がしたい方は挑戦してみるのも良いでしょう。
2番は「石窟庵」と呼ばれるお寺です。山の奥に仏像があります。1番から2番に行く道がとてもクネクネする。バスがあるが、1時間に1台運行しますので、時間をよく合わせる必要があります。バスから降りて20分ほど山道を歩くと「石窟庵」に届ける。交通が不便かも知れないので、時間に余裕が無かったら行かなくても良いかも。
仏国寺の写真です。
以上、慶州で行くべき所でした。
慶州の食べ物
慶州で有名な食べ物はしたのようです。
- 慶州パン:「慶州パン(경주빵)」、「ファンナムパン(황남빵)」などの名前で呼ばれる。元祖は「최영화빵」、「황남빵」、「이상복명과 경주빵」の三つの店みたいです。小豆が入っている。韓国人が慶州に来たらお土産としてよく買うらしい。
- チャルボリパン(찰보리빵):麦を利用して作ったパン。どら焼きに似ていますが、味が全然違います。私はこれがとても好きでした。
- ギョリキンパ(교리김밥):卵がいっぱい入ってるキンパ。
- スンドゥブチゲ(순두부찌개):普門湖の入り口辺りにスンドゥブチゲの店が多い。昔から豆を栽培する店が多かったため、豆を利用する料理が発達したらしい。
ギョリキンパの写真です。
慶州旅行で注意すること
慶州はソウルなどの大都市とは違って、バスの間隔が長い。バスの時間をあらかじめ確認する方が良いでしょう。
終わりに
慶州は一回訪ねる甲斐がある地域だと思います。慶州は韓国の京都みたいなポジションですので、ソウルの学生たちは修学旅行でよく慶州に行くようです。慶州に行ってみたら、西洋できた外国人の観光客も多くて驚きました。多分そのぐらい独特な観光地であるでしょう。釜山などの南部地域の旅行を計画する人は慶州に行ってみるのもお勧めです。